また明日
大切な何かを失っても生きる強さを本来、人・生物は持っているのではないか、
という希望。
またねのね
忘れてしまったんだ
貴方の呼ぶ声も
見えなくなったんだ
輝く星の色
それでも生きてしまうのだろう
名もなき花のように
その手を放して飛び立った
明日を見送るように
それでも僕は知るのだろう
光る明日を
失くしてしまったんだ
彩る音のすべて
汚してしまったんだ
いつかの空の色
それでも生きてゆけるのだろう
声なき鳥のように
その手を放して飛び立った
明日を手放すように
それでも僕は知るのだろう
淡い光を
その手を放して飛び立った
明日を見送るように
それでも僕は知るのだろう
光る明日を
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